歌手の浜中よし子さんは帯状疱疹をきっかけに女優業を離れ…

公開日: 更新日:

 近所の病院へ行くと注射をされて、「安静にしていてください」と言われました。何の注射だったか、飲み薬や塗り薬があったかどうか、詳しいことはもう覚えていません。でも何日か寝ていたら治りました。

 帯状疱疹は最近もはやっているんでしょう? この病気は、水疱瘡のウイルスと同じ、水疱・帯状疱疹ウイルスが活性化することで発症するそうです。一度水疱瘡になると、ウイルスが何十年も神経細胞に残るんですって。元気なうちは眠っているけれど、免疫力が落ちると活性化して発症してしまう。どこにできるかはわからなくて、もし目の神経に発症すると失明の可能性もある怖い病気だそうです。

 そこまでわかっていたかどうかはわかりませんが、それ以来、父親(養父)に女優を続けることを反対されてしまい、日活から離れました。

 その後、米軍キャンプやキャバレーで歌うようになりまして、全国を転々としていたとき、日本ビクターの人の目に留まり、歌手デビューをしたのです。

 ところが、その直後、母(養母)が亡くなり、その2年後には実姉が、さらにその4年後には父を亡くし、29歳でひとりぼっちになりました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…