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天野陽介日本医学柔整鍼灸専門学校鍼灸学科専任教員

日本医学柔整鍼灸専門学校鍼灸学科専任教員。北里大学東洋医学総合研究所医史学研究部客員研究員も務める。日本伝統鍼灸学会、東亜医学協会、全日本鍼灸学会、日本医史学会、日本東洋医学会所属。

東洋医学で花粉症の症状を和らげる 「水」が重要なポイント

公開日: 更新日:

 東洋医学では、「気(エネルギー)・血(栄養)・水(水分・体液)」のバランスが取れている状態が最も良いと考えます。この中で、花粉症に深く関わっているのが「水」です。

 鼻水や鼻詰まり、頭重感、目のかゆみなどといった症状は、顔面や頭に「水」が滞っているためだと考えられています。このような水の滞りや分布異常を「水毒」と呼んでいます。

「水毒」を改善するには、まず食品。豆、ウリ、海藻を意識して取るといいでしょう。反対に控えた方がいいものとしては、甘いものや脂っこいもの。水分自体の取り過ぎにも気を付けたいです。

 また、冷えは水毒を引き起こしやすいため、冷たい飲食物を避け、お腹や足を冷やさないようにすることが大切です。

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