皮膚に現れた「できもの」の正体(4)【基底細胞がん】黒々としたいびつな形のホクロはがんかもしれない

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 とはいえ、われわれ一般人にその判断は難しい。

「以前、こんな患者さんがいました。鼻の下のホクロを取りたいということで、当院に来る前に、手術を行っていないクリニックで焼いて取ったのですが、またホクロが出てきた。もう一度繰り返したけれど、やっぱり治らない。そこで当院を紹介され、診てみたら基底細胞がんでした。そういうケースもまれにあるのです。見分けるためには、形成外科を受診するか、専門医のいる皮膚科にかかって診てもらった方がいいでしょう」(秋岡院長)

 年をとってから大きいホクロができたら、自己判断せずに早めに受診したい。 (おわり)

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