皮膚に現れた「できもの」の正体(3)【ホクロ】だんだん膨れて大きくなっていくタイプも

公開日: 更新日:

「ホクロ」について考えたことがあるだろうか。とりわけ顔にできているホクロは毎日見るものだし、大きさや位置によっては他人の印象にも残る。たとえば、タレントのコロッケは、ものまねをする際、対象者のイメージを強調するために大きな作り物のホクロをつけたりもする。

「コロッケさんが鼻や眉毛の周りにつけるのは、『膨れるホクロ』ですね」と言うのは、皮膚腫瘍外科指導専門医で「あきおか形成外科」(大阪府高槻市)の秋岡二郎院長だ。

「ホクロには、黒くて平らなホクロとして“一生”を終えるものもあれば、膨れてくるホクロもあるのです。膨れるホクロは最初から膨れているわけではなくて、何もないところから始まって、黒い点になり、だんだん膨れ出して、最後は色が脱落して皮膚の色の膨らみになっていく。それが膨らむホクロの“一生”です」

 そもそもホクロというのは、ホクロ細胞が集まったもので、もともと黒いわけではなく、皮膚と同じ色だという。当初は皮膚の表面にあっても見えないため、赤ちゃんや子供にはホクロがない(ように見える)。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相が招いた「対中損失」に終わり見えず…インバウンド消費1.8兆円減だけでは済まされない

  2. 2

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  5. 5

    「NHKから国民を守る党」崩壊秒読み…立花孝志党首は服役の公算大、斉藤副党首の唐突離党がダメ押し

  1. 6

    国民民主党でくすぶる「パワハラ問題」めぐり玉木雄一郎代表がブチ切れ! 定例会見での一部始終

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  3. 8

    男子バレー小川智大と熱愛報道のCocomi ハイキューファンから《オタクの最高峰》と羨望の眼差し

  4. 9

    長女Cocomiに熱愛発覚…父キムタクがさらに抱える2つの「ちょ、待てよ」リスク

  5. 10

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ