耳掃除には要注意! 耳の中がカビだらけになる「外耳道真菌症」の危険あり

公開日: 更新日:

 繁殖する真菌の種類は、カンジダとアスペルギルスが代表的だ。

「外耳道真菌症のほとんどは、皮膚の表面だけに真菌が付着してかゆみが生じる『表在型』と診断されます。しかし、アスペルギルスに感染した場合は、鼓膜が破れたり、真菌が皮下組織に入り込んで耳の骨が溶ける『浸潤型』になりやすく、外耳道真菌症と診断される方の約1割は浸潤型とされています。痛みがあれば注意が必要です」

■鼓膜が破れ骨が溶けるケースも

 ある70代の女性は、2~3カ月前から続く耳のかゆみと聞こえにくさに悩まされ、近所の耳鼻科を受診した。診察で鼓膜に穴が開いていると診断され、細菌培養検査を行うと細菌が見つかり、抗生物質による治療を開始。しかし、時間がたつにつれて鼓膜の穴はさらに広がってきた。紹介された大病院で細菌培養検査と併せて真菌培養検査を受けるとアスペルギルスが検出され、鼓膜の破れのほかに耳の骨が溶けていることが判明した。

 外耳道真菌症は、放置しても命に関わる病気ではないが、自然治癒する可能性は極めて低い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    活動終了「嵐」メンバー「消える人」と「生き残る人」…“一番先行きが厳しい”のは?

  2. 2

    Netflixで話題「古畑任三郎」 伝説の神回《動機の鑑定》に描かれる古美術界のリアリティーに迫る

  3. 3

    松尾雄治さん(1)ゴルフ場で意識を失う…「気が付いたら病院のベッドでした」

  4. 4

    メジャー屈指の不人気球団が佐々木麟太郎を指名…“銭ゲバ”マーリンズの黒歴史

  5. 5

    ビートルズよりもストーンズよりもすごいバンド、ラトルズ!

  1. 6

    女性を巡る愛憎より友情が勝った永遠のバディー

  2. 7

    “スジ悪”すぎる副首都法案のボロが露呈…国会審議で維新の「大阪ありき」に集中砲火

  3. 8

    48年ぶり映画出演の由美かおるさんが語る 人生が変わった瞬間「11PM」「水戸黄門」エピソード

  4. 9

    はつらつプレーで4人に音楽の喜びを取り戻させた陰のMVP

  5. 10

    木原稔官房長官「国会会期延長必要ない」が波紋呼び修正…失言連発で“調整役”として機能せず