【アロエ】余分な熱を冷まし、解毒作用で歯肉炎を鎮める
歯肉炎の段階で、歯科を受診して治療する、こまめに歯磨きをして丁寧なブラッシングをするといったケアも大切ですが、食養生も合わせて行うと効果的です。
中医学では、歯肉炎は体内に余分な熱が発生している状態と考えます。この状態が続くと、外からのケアを行ってもなかなか治りづらいのです。
身体が熱を持つ原因は、おおむね2つのタイプがあります。①過食や飲み過ぎ、辛いものの過剰摂取によって胃に熱がこもっている場合、②老化と歯ををつかさどる「腎」と呼ばれる臓器の働きが衰えて水分が不足し、過剰な熱が発生している場合です。いずれも余分な熱を鎮めて、炎症をやわらげる食材を摂り入れることが大切になります。
おすすめはアロエ。食用となるゼリー状の部分は体内にこもった余分な熱を冷ますとともに、解毒作用により歯ぐきの炎症を鎮め、症状の改善に役立ちます。アロエは古くから「医者いらず」といわれ、民間療法でも使われたきた植物ですが、胃潰瘍や胃炎の改善、血圧降下、膀胱炎、尿道炎、便秘の改善などにも威力を発揮します。


















