【豆豉】胃を健やかにして消化を助け、食欲不振を改善
また、加齢による嚥下機能の低下で1回の食事量が減ること、味や匂いを感知する能力が弱くなることも、食欲低下の原因になります。食欲不振が続くと低栄養状態になってしまいます。筋肉をつくるタンパク質が不足してサルコペニアを引き起こし、歩行困難になるリスクも高まります。
動けないことで必要エネルギー量が低下すると、いよいよ食欲がなくなる、という負のスパイラルで、寝たきりになりかねません。「そのうち食べたくなるだろう」などと思わずに、早めに対策を講じることが必要です。
中医学において、食欲不振は「胃」と、消化をつかさどる臓器「脾」の失調が原因と考えます。胃は飲食物を受け入れて消化し、食べたものを体に有用な形状に変えて、脾へと送り届ける働きを持っています。脾は胃から受け取った食べものを人間のエネルギー源である「気」、栄養成分である「血」を生成し、全身へ送る働きがあります。
つまり、食べたものは胃と脾の相互作用によって消化吸収が行われるのです。この相互作用がうまくいかなくなると、食欲がなくなり、食べてもすぐお腹がいっぱいになる、または胃もたれといった症状が現れるのです。


















