著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【カシューナッツ】「腎」の働きを高めて腰痛を改善する

公開日: 更新日:

 寒さが厳しい今日このごろ、腰の痛みがひどい……。腰痛はさまざまな原因で引き起こされますが、「冷え」による場合も多くみられます。

 身体が冷えると、筋肉や血管が収縮して外気に熱を逃さないようにします。とくに人体にとって重要な内臓を冷やさないために、血液を身体の中心へと集めるようになるのです。その結果、筋肉へ流れる血液の量は低下し、血行が悪くなってしまいます。血流の低下によって、酸素や栄養が運ばれづらくなり疲労物質がたまりやすくなることで、腰痛が引き起こされるのです。

 疲労物質が蓄積して腰の筋肉が強張り続けると、周囲の末梢血管を圧迫します。つまり、さらに血行が悪くなるという悪循環が起きるのです。

 そもそも冬は寒さのために運動量が減り、腰や下半身の筋肉が弱って腰を支える力が低下することからも腰痛が起こりやすくなります。とくにシニアは加齢によって血管が固くなり、血流が低下しやすくなっています。さらに筋肉量の減少により体温も低くなる傾向があるため、冷えによる腰痛が悪化しやすいのです。

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