(1)痛みなし、被ばくなし、着衣のまま…無痛MRI検診
X線を使用せず、着衣のまま撮影し、痛みがないという。本当に痛みがないのか、またがん発見の精度はどうなのかを確かめるため過去にマンモグラフィー検査を受診して以降、その痛みで検診を受ける勇気がなくなった記者が体験してみた。
今回体験した機関は、板橋中央総合病院(東京都板橋区)。無痛MRI乳がん検診を導入している医療機関は全国に93施設あり、同病院の昨年度の実績は393件となっている。
検診は、まず問診票を記入し、胸部MRIについての説明を受け同意書にサイン。そして検査着に着替え検査室へ入室。MRIのベッドには、乳房型にくりぬいた穴があり、そこに乳房が入るようにうつぶせ状態になる。撮影中の音が大きいため、ヘッドホンを耳に装着し、緊急用にブザーを渡される。その後、うつぶせになったままベッドがトンネル状の装置に入り撮影が開始される。撮影中はカンカンという音が響いているが、ヘッドホンからは穏やかな音楽が流れているため大して気にならない。うとうとと眠くなりかかってきたところで検査は終了した。
所要時間は約20分間。マンモグラフィー検査と違って痛みはなく、検査着を着たまま撮影するため恥ずかしいと感じることもなかった。ずっとうつぶせ姿勢だったため、検査が終わりベッドから立ち上がったときに少しふらついたが、数分で治まったのでストレスはなく、あまりに簡単に検査が済んだので拍子抜けしてしまった。


















