(1)40~50歳代から筋力・バランス能力を鍛えよう

公開日: 更新日:

 手首、腰、太ももの付け根……どの骨折にしても、日常生活に不自由な期間が数カ月、長ければ1年ほどになることがあります。動かせない期間が長いほど、また高齢になるほど、筋力やバランス能力などの身体機能が低下しやすくなります。身体機能低下は転倒しやすくなる負の連鎖を招きます。このような負の連鎖を防ぐには、身体能力が落ちてくる40歳代から体づくりを意識し、遅くても50歳代から将来の転倒防止のため筋力、バランス能力の備えをしておくことが大切です。

 とはいえ、急に激しいトレーニングをする必要はありません。「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」の中で推奨されている通勤や労働、家事などで歩くといった身体活動を1日60分以上(約8000歩)に加え、軽く汗ばむ程度の運動を週に2、3回(合計60分以上)できれば十分です。

 また、体を動かすことが嫌にならないように、無理のない範囲で動かし、長く続けることが大切です。=つづく

▽中澤幹夫 多摩丘陵リハビリテーション病院リハビリテーション技術部部長、東京都理学療法士協会副会長。

【連載】転倒防止の必須知識

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  3. 3

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    東京・大井町、OIMACHI TRACKSと対照的な東小路飲食店街、商店街理事長が直面する2つの問題

  1. 6

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  2. 7

    「山口組」抗争指定解除へ、それでも対立は続く…6代目幹部「喜ぶのは早い」

  3. 8

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 9

    止まらない高市首相SNS発信に官邸総動員の実態…この週末は3日間で11連投も「ゴキブリ」投稿で大炎上

  5. 10

    清水アキラさんが三男急死の直前に語っていた“せがれ”のこと 良太郎さんに口説かれものまねショー復帰