SNS就活で話題になった“ソー活” あっという間に廃れていた

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 SNSは、今どきの学生にとって、なくてはならないコミュニケーションツールのはずだが、一体何があったのか。

 就職コンサルタントの上田晶美氏がこう説明する。
「大学入学当初からSNSを使いこなしている学生は、実はソー活には慎重です。特にプライバシー漏えいには敏感で、企業フェイスブックの〈いいね!〉ボタンを押すと名前と大学名が企業側に伝わってしまうだけで、就職に有利に働くとは思っていないようです。企業や就活サイトからの無機質な文字メールよりはマシ、という認識でしょう」

 実は昨年12月、文化放送キャリアパートナーズが行った同様の調査でも、学生全体の6割強が「ソー活を行わない」と答えていた。

 ソー活ブームに踊らされたのは企業だけ。フェイスブックページを開設したものの、担当者がソーシャルメディアを自分で使っていなかったり、フェイスブックの運営を業者に丸投げしたり、「いいね!」の数で企業人気度を競ったりと、テンヤワンヤの苦労がムダだったのだ。

「フェイスブックで企業認知度こそ上がったものの、学生とのコミュニケーションを取らない。学生はただの企業宣伝ツールになっていることを見抜いています」(前出の上田氏)

 学生がソー活に冷めている以上、企業がヘタに血道を上げてもミスマッチが増えるだけだ。

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