奪った個人情報を中国に…「新・振り込め詐欺」の狡猾手口

公開日:  更新日:

 今や振り込め詐欺を知らない人はいない。もはや常識なのに、被害額はこの10年で1.5倍に増え、昨年は11月末で425億円に上る。なぜか。調べてみると、最新手口が見えてきた――。

■最初の電話はアンケートのみ、カネは要求せず

「○○税務署です。高齢者の方にアンケートを行っています。おいくつですか?」
 振り込め詐欺は劇場型に進化したといわれる。チームで、電話をかける相手の息子役や弁護士役、警察官役などに役割分担し、入れ替わり電話して相手を信用させ、カネを振り込ませてきた。

 しかし、シナリオがメチャクチャだと、通用しにくい。そこで、にわかに増えているのが、冒頭の電話のような税務署員をかたったリサーチ電話だ。
「税務署員をかたったリサーチ電話は去年10月単月で全国で170件あります。電話をかけてくるのは男女どちらもある。ターゲットは60歳以上の高齢者。『税務署からのアンケート』『年金の受給状況の調査』などの名目でかけられます」(国税庁広報担当者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「誰のおかげで飯食ってんだよ」同年代アイドルの怒声に…

  2. 2

    安倍官邸“大号令”か 厚労省「実質賃金上昇率」水増し工作

  3. 3

    引退の稀勢の里を支える“太いタニマチ”と6000万円の退職金

  4. 4

    CM中止で加速…NGT48イジメの構図と暴行事件の“犯人”探し

  5. 5

    前のめり安倍首相に露が食わす「条文作成」の毒まんじゅう

  6. 6

    仏捜査のJOC会長の長男 竹田恒泰氏“父擁護”のトンデモ発言

  7. 7

    専門医は「説明不能」…米11歳少女の悪性脳腫瘍が消えた!

  8. 8

    「史上最弱横綱」稀勢の里を生んだ“機能不全”横審の大罪

  9. 9

    NGT48メンバーは自宅に男が 地方アイドルが苦しむジレンマ

  10. 10

    安倍首相の「フェイク発言」を追及しない本土のマスコミ

もっと見る