85歳老人が80歳老女に暴走 老親のストーカー防止策

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 御年85歳の爺さんが、80歳の知人女性に執拗に交際を迫ったストーカー事件。奈良県警に逮捕された無職の新田武雄容疑者(85)は、すでに同じ婆さんからストーカー被害で訴えられ、今年1月に脅迫の罪で罰金刑を食らっていた。
 それでも懲りずに何度も電話。留守電に「待ってるで、出てこいよ」などと伝言を残し、先月2日には婆さん宅に無断で侵入して再逮捕だ。
 新田容疑者は「一目会いたい気持ちもあったが、1月に逮捕された恨みで文句も言いたかった」と供述、かなり悶々としていたのだろう。

 警察庁によれば、昨年1年間に60代以上の高齢者が加害者となったストーカー犯罪は1919件、10年前の約4倍に増えた。全国介護者支援協議会の上原喜光理事長は、「“老老ストーカー”は今後も確実に増えます。中年サラリーマンにとって、老いた親のストーカー化は他人事ではありません」と警鐘を鳴らす。
 親がピンピン介護知らずでもストーカーで逮捕されてはたまらない。傾向と対策はしっかり知っておくべきだ。

「老老ストーカーは、老人の性の問題に直結します。特に男性の場合、定年や妻の死を境に、女性に平気で〈好きだ〉とか〈付き合ってほしい〉と言うなど、家族もびっくりするほど言動が大胆になるのが特徴。女性にちょっとでも脈があると思えば、言動がエスカレートし、ストーカー行為に及びやすいのです」(上原氏)

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