過去最高の820万戸…増える「空き家」で家賃は下げられる 

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 日本の不動産はガラガラ――。こんな実態が総務省の調査で分かった。同省が5年ごとに実施している住宅・土地統計調査によると、2013年の賃貸住宅や分譲住宅の空き家は全国で820万戸。総住宅戸数に占める割合は前回(08年)の12・2%を上回る13・5%で、過去最高となった。不動産物件100戸のうち13戸以上が空いていることになる。

 空き家率が最も高いのは山梨県(22・0%)。次いで長野県(19・8%)、和歌山県(18・1%)の順だ。これは田舎に限ったことではなく、首都圏も東京が11・1%、神奈川県が11・2%、埼玉県10・9%である。不動産コンサルタント会社「グローバルクリエイト」社長の太田勤氏が言う。

「空き室増加の大きな原因は少子化です。一人っ子の場合、父方と母方の両方から家を譲与されても兄弟がいないため、そのうちの1軒にしか住まない。残りの1軒は人に貸せばいいのに、“面倒くさい”と放置してしまう。“一戸建ては草むしりが面倒だし、いま住んでいるマンションのほうが安全”と2軒ともほったらかしにする人もいます。こうして空き家が増えるのです。今後も増え続けるでしょう」

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