【松村】鰹節は削りたてが身上!

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 東京・築地を拠点にする日刊ゲンダイが毎水曜、地域密着型の粋な情報を紹介する「築地新聞」。今回は老舗の鰹節屋さんです。

 もくもく、もくもく。場内入り口、海幸橋門のすぐそばにある鰹節問屋「松村」では、場外ならではの「風景と香り」が楽しめます。店の外壁に備わる煙突から出てくるけむりがいいにおい。付近に来ると思わず、大きな深呼吸をしたくなるぐらいで――。

「湯気と香りに誘われる温泉街の温泉まんじゅうと一緒で、食べたくなっちゃうでしょう」

 そう冗談めかし、鰹節のイロハを教えてくれたのは、相談役の松村勲さん(72=写真)。

「ウチは仕入れた鰹節を削る前に必ず蒸す。熱消毒も兼ねていますが、そうして熱を加えてから削るとす~っと花が立つ。花がつおの出来が全く違うんです」

 鹿児島・指宿や枕崎などから届いた鰹節を水で洗浄し、一晩寝かせてから蒸す。場外でこうした加熱の工程を行う鰹節問屋は松村さんを含め、3軒しかないそうです。

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