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就活戦線“異状あり” 解禁前に学生の3人に1人が「内定持ち」

 例年より4カ月後ろ倒しした2016年卒の学生の就活。8月1日の選考解禁前ながら、今月1日時点で、内定率は35.1%に上る(16年3月卒、全国の大学生対象。就職支援会社ディスコ調査)という。すでに3分の1以上の学生が、内定を持っているのだ。今年の就職戦線はどうなっているのか――。

 3年ほど前から売り手市場。学生優位になったこともあり、内定者の73.8%は就活を続行し、「内定企業よりも大きい企業」を目指しているそうだ。一方、企業側は“新ルールに不満”を募らせている。

「新ルールによって、経団連の加盟企業とITや外資系企業などで、就活開始時期の明確な2極化が起こりました。企業側は、採用数が読めないと焦りを見せています。実際、取材の感触的には内定率50%を超えていてもおかしくありません。さほど偏差値の高くない大学の学生でも、内定保持者は珍しくない。企業は内定を出しても辞退されては困るため、『他社をすべて断らないと内定は出せない』と迫るなど“オワハラ(就活終われハラスメント)”を強めています。経団連企業が、“解禁する”8月1~3日は、各社が相次いで内定者を拘束するでしょう」(「300円就活」の著者で大学ジャーナリストの石渡嶺司氏)

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