日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

不妊治療は“時間とお金”の上限決めて「価値観」スリ合わせる

「子づくり医療」の現実は過酷だ。不妊治療問題に詳しい、生殖心理カウンセラーの平山史朗氏(東京HARTクリニック)は、「不妊をきっかけに“夫婦の価値観の違い”が明るみになる」と言う。

「子供が欲しいのは共通でも、不妊治療を続けているうちに、“何があっても欲しい妻”と“これ以上頑張らなくてもいい夫”など、根本的な考え方の違いがクリアになります。不妊治療は『妊娠を保証しない治療』であって、可能性は必ずしも高いとは言えない。そういったリスクを事前に医師から説明されることなく治療をされると、期待値だけが高まってしまう。

 また、精液検査で問題ないからといって不妊原因が女性にあるとは限らず、本当の不妊の原因は解明できないことも多いのです。そうした基礎的な知識を共有したうえで、おたがいに子供を望んでいることを確認し、そのために必要な治療にどのくらい時間やお金などのエネルギーを費やすのか、2人でよく話し合うことが大切です」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事