未来へ踏み出す花火<福島県広野町>

公開日:  更新日:

 東日本大震災での原発事故により、原発から30キロ圏内のこの町は避難区域に指定され、翌2012年3月まで町民は避難を余儀なくされた。これ自体は知っている人もいるだろう。

 しかし同年8月11日、「鎮魂、そして再会 よみがえれ ふるさと」を合言葉に、犠牲者の鎮魂と原発事故からの復興を祈念する花火大会が行われたことを知っている人は少ないのではないか。

 1回目の12年の花火大会は、しとしと雨の降る中で開催された。打ち上がる花火は、亡くなった人を偲ぶように霞がかった夜空を彩った。多くはない来場者が数人ずつ固まって空を見上げていたのが印象的だった。

 あれから3年。今年は8月8日に開催。町外れの二ツ沼総合公園に移った会場では、小さな子供連れの家族や多くの若者が集まり、にぎわいを見せていた。おいしそうな香りがただよう屋台は、どこも盛況だ。軽快な語り口のDJが場を盛り上げ、あちこちから笑い声が聞こえてくる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    地方は“安倍自民NO” 高知新聞「内閣支持率26%」の衝撃

  2. 2

    年商200億円の深キョン新恋人 “ホコリだらけ”の女性遍歴

  3. 3

    JOC会長を猛批判 小池知事に長男・竹田恒泰氏との“因縁”

  4. 4

    「団十郎」襲名の海老蔵が「白猿」に込めた暴行事件の自戒

  5. 5

    菊川怜の夫は裁判沙汰に…女性芸能人が“成金”を選ぶリスク

  6. 6

    カリスマ経営者が警告「リーマンに近いことに」の現実味

  7. 7

    実業家と交際報道も…深田恭子と亀梨の“愛犬散歩”目撃情報

  8. 8

    高校ラグビー決勝戦で話題に 各地の「桐蔭」の由来は?

  9. 9

    芸人から女優へ イモトアヤコは“第2の泉ピン子”を目指す?

  10. 10

    社員に聞いた 深田恭子を射止めた41歳スゴ腕経営者の評判

もっと見る