もう店を閉めるよ<霞ケ丘アパート>

公開日:  更新日:

「住民は、以前は300人くらいいたから、今は3分の1くらいに減ったね」

 こう話すのは、都営霞ケ丘アパート(東京・新宿区)のマーケットのご主人。隣近所に入っていた店も、ほとんどは閉めてしまった。

「半年後には引っ越さなければならない。先日は、新しい住居の見学会があったんだ」

 霞ケ丘アパートは、原宿や明治神宮前、外苑前、北参道駅から十数分ほど歩いたところにある。住所では新宿区だが、イメージとしては青山。すぐ近くにはビクターのスタジオがあり、周囲にはオシャレショップが立ち並ぶ。

 5年後の東京五輪・パラリンピックの主会場になる新国立競技場の建設に伴い、1960年代に建て替えられた霞ケ丘アパートは、立ち退きが決まっている。6月末には、住民たちが「移転ありき」の計画を見直すよう東京都側に訴えたと、新聞記事で読んだが--。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が

  2. 2

    したたか仏政府 ルノーとの経営統合要求で日産“強奪”狙い

  3. 3

    持ち家派も…定年後は限りなく“住居費負担ゼロ”を目指す

  4. 4

    “年金博士”警鐘 支給年齢「68歳引き上げ」が意味すること

  5. 5

    やっぱり賃金は下がっている 虚飾の政権で沈む日本経済

  6. 6

    英国「合意なきEU離脱」直撃 業績悪化危機の日系企業21社

  7. 7

    虎ファンのヤジもどこ吹く風 阪神ドラ1近本の意外な評判

  8. 8

    石原さとみ結婚or破局? 報道が“真っ二つ”に分かれるワケ

  9. 9

    専門家が解説 空き家処分で悩んだら「3つの選択肢」から

  10. 10

    警察が運営阻止? 6代目山口組・高山若頭に早くも再逮捕説

もっと見る