専門家アドバイス 安心できる「バリアフリー温泉」の見分け方

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 10年後の2025年、日本は全人口の2割弱が75歳以上という超高齢化社会に突入する。消費者の高齢化に備えようという動きも活発だが、観光業では「バリアフリー温泉」という言葉が注目されている。生みの親であるジャーナリストの山崎まゆみ氏に聞いた。

「バリアフリー温泉とは、ひとことで言うと“車イスの方や要介護の方でも安心して泊まれる温泉宿”のこと。単にバリアフリー設備が整っているだけでは十分ではありません」

 山崎氏は温泉巡りを得意とするジャーナリストで、2012年から健康情報誌「はつらつ元気」(芸文社)で“足腰の弱った両親を連れていきたい温泉宿”を紹介する「親孝行温泉」を連載。取材する上で気づいたのが、温泉宿でのバリアフリー対策の問題点だ。

「同じマヒでも右マヒと左マヒの人では障壁になるもの、すなわちバリアが全く違う。実際、バリアフリーというから泊まりに来たのに、その人にとってのバリアは解消されていなくてトラブルになるケースが多いんです。必要なのは、どんなバリアがあるかという情報。そして、体の不自由な人を“受け入れたい”という宿側の気持ちだと思い至りました」

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