専門家が指摘 マンション地質調査・杭打ちは「不正だらけ」

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 横浜市のマンションで施工不良が発覚した問題で、会社側は、傾斜した棟を含む全4棟を建て替える場合「少なくとも3年半かかる」という。だが、他人事ではない。地質学の専門家は「多くのマンションや公共事業の『地質調査・杭打ち』不正はゴロゴロある」という。一体なぜそんなことが起きるのか。立命館大の高橋学教授(災害リスクマネジメント)に聞いた。

「購入者は、部屋の広さや間取り、買い物に便利だとか、公園や学校が近いとかいう周辺の環境でマンションを選ぶため、基礎工事の杭には注意が向きません。マンション建設の経費を安くするために手を抜くなら、外から見えない『地質調査』や『杭打ち』工程になるのです。例えば、マンション建設前に行う地質調査のためのボーリングは、1メートル機械を差し込むごとに30センチ地層を取り出して調べますが、安くても1メートルにつきおよそ2万円かかる。単純計算で、20メートル下に杭を打つなら40万円、40メートルなら80万円かかります。また、実際に杭を打つ工程では、コンクリートの杭は1本7~8メートルで、20メートル先まで打つには2本、40メートル先には4本以上杭が必要になる。杭の長さが長くなればなるほど、お金も作業時間も倍以上になります。さらに近所からの騒音に対する苦情も多いため、不正に走る会社は少なくないのです」

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