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O157で集団食中毒 冷凍食品の細菌はなぜ死滅しないのか?

 静岡県の食肉加工業者が製造した冷凍メンチカツから、腸管出血性大腸菌O-157が相次いで検出された。問題の冷凍メンチは「総菜半製品」と呼ばれる製品で、生のまま加工、冷凍されている。焼く前のギョーザや衣だけが付いたトンカツなど、消費者が調理して総菜になる製品などがそれだ。メーカーが殺菌処理をして出荷するのは困難だという。

 しかも、総菜半製品は、調理済みの冷凍食品や生肉のような規格基準がない。管理や販売の方法も業者側に委ねられている。

 それにしても冷凍処理されているのだ。細菌は死滅しないのだろうか。食品問題に詳しいジャーナリストの吾妻博勝氏が言う。

「0-157を含む細菌は、家庭用冷蔵庫の冷凍庫の温度では死滅しません。1カ月も置いておけば、カビが発生するリスクまで高まります。保存するならせいぜい1~2週間。そして、必ず高温処理を施してから食す必要があります。これは総菜半製品はもちろん、熱処理されているコロッケなどの加工品も同じです。熱処理の方法はメーカーの工場によってバラバラです。半生状態のまま冷凍された商品をレンジでチンして解凍しても、菌は増殖したまま。食中毒を引き起こすケースは珍しくありません」

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