• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

O157で集団食中毒 冷凍食品の細菌はなぜ死滅しないのか?

 静岡県の食肉加工業者が製造した冷凍メンチカツから、腸管出血性大腸菌O-157が相次いで検出された。問題の冷凍メンチは「総菜半製品」と呼ばれる製品で、生のまま加工、冷凍されている。焼く前のギョーザや衣だけが付いたトンカツなど、消費者が調理して総菜になる製品などがそれだ。メーカーが殺菌処理をして出荷するのは困難だという。

 しかも、総菜半製品は、調理済みの冷凍食品や生肉のような規格基準がない。管理や販売の方法も業者側に委ねられている。

 それにしても冷凍処理されているのだ。細菌は死滅しないのだろうか。食品問題に詳しいジャーナリストの吾妻博勝氏が言う。

「0-157を含む細菌は、家庭用冷蔵庫の冷凍庫の温度では死滅しません。1カ月も置いておけば、カビが発生するリスクまで高まります。保存するならせいぜい1~2週間。そして、必ず高温処理を施してから食す必要があります。これは総菜半製品はもちろん、熱処理されているコロッケなどの加工品も同じです。熱処理の方法はメーカーの工場によってバラバラです。半生状態のまま冷凍された商品をレンジでチンして解凍しても、菌は増殖したまま。食中毒を引き起こすケースは珍しくありません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    パワハラ男性マネをクビに!長澤まさみの凄みは色気と男気

  2. 2

    がん患者にヤジ 自民・穴見議員に政治資金“還流”疑惑浮上

  3. 3

    オリラジ中田が消えたワケ…妥当すぎる正論コメントがアダ

  4. 4

    嘘で嘘を塗り固め…加計理事長に逮捕の可能性はあるのか

  5. 5

    夜な夜な六本木の会員制バーで繰り広げられる乱痴気騒ぎ

  6. 6

    やる気あるのか日朝会談 北の“天敵”が交渉役の危うい選択

  7. 7

    他人事じゃない…韓国でも懸念される「エスコバルの悲劇」

  8. 8

    V候補がGL敗退危機に…アルゼンチン衝撃的惨敗の“元凶”

  9. 9

    大迫弾お膳立ても“過去の人”…本田圭佑の気になるW杯後

  10. 10

    元TOKIO山口達也が5億円豪邸売却へ 収入失い債務資金枯渇

もっと見る