観光シーズン真っただ中 地震に負けず「鳥取営業中!」

公開日: 更新日:

■迫力満点の護摩法要

 しかし、それ以外は全く問題なし。取材当日は毎月18日の縁日で、護摩法要と斎食儀(お粥などの精進料理を無言で食べる古来の作法)が行われた。これらは誰でも無料で参加できる(予約制・定員数毎月40人)。間近で見る護摩法要は迫力満点。一切音を立てずに食べる作法は、現代人には新鮮な体験だった。

 三徳山を参拝する前に心身を清める場所として栄えたのが平安時代開湯の「三朝温泉」。三徳山は修行の場として人々の六根(目・耳・鼻・舌・身・意)を清め、三朝温泉は湯治で六感(観・聴・香・味・触・心)を癒やす。この関連性が“人と自然が融合する日本独自の自然観”だとして、昨年、「日本遺産」に認定された。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に