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不動産バブル崩壊か “の”描く価格上昇に逆回転のサイン

 不動産バブル崩壊の足音が強まってきた。指標がみるみる悪化しているのだ。

 不動産経済研究所が発表した11月の首都圏(1都3県)のマンション発売戸数は、前年同月比22.7%減の2701戸。41年ぶりの低水準に落ち込み、2カ月連続で前年実績を下回った。契約率は前年同月比19.6ポイント減の62.5%。売れ行き好不調の目安となる70%を2カ月連続で割り込んだ。1戸当たりの価格も3カ月ぶりにダウンし、5161万円だった。

 このまま不動産価格は下落していくのか。急落の可能性があるエリアはどこなのか。

 住宅ジャーナリストの榊淳司氏が言う。

「私はかねて不動産市場の“のの字現象”を指摘してきたのですが、今回はそこまで広がり切れず、“ノの字現象”にとどまっているようです。不動産バブルはまず、東京の山手線内と品川区や目黒区などの城南で局地的に生まれ、川崎市の武蔵小杉周辺や横浜市のみなとみらい地区まで波及し、八王子→多摩→高尾を経由。そこから埼玉の大宮に延び、最後は千葉県に向かうコースをたどります。バブルがはじける時は、その逆コースを回る。地点をつなぐと“のの字”になるのですが、今回はみなとみらいあたりで逆回転が始まっています」

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