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8割の難聴者が聞こえ改善 「ミライスピーカー」開発秘話

 まず、図をご覧いただきたい。カーブさせた軟らかいプラスチック板を音源に当てることで、音が遠くまで届くという。小さなオルゴールの音が100メートル離れた場所でも明瞭に聴こえるらしい。

 この仕組みを応用して開発したのが、株式会社サウンドファンの「ミライスピーカー」だ。社員の平均年齢は56歳。東京・浅草橋で3年ほど前に産声を上げたばかりのシニアベンチャーだ。

 このスピーカーがすごい点は主に2つ。まずは難聴者でも聴こえること。試した500人以上の難聴者の8割が、難聴の原因にかかわらず“聴こえ”が改善した。もうひとつは、健聴者も大きな音を出さなくてもクリアに聴こえること。実際、ミライスピーカーは羽田空港をはじめ、金融機関、介護施設などさまざまなシーンで活用されている。「お客さまが呼び出しにすぐ気づいてくれる」といった声が多いようだ。

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