曽我和弘
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曽我和弘

大学卒業後、ゴルフ雑誌や米国医学雑誌の編集を経て、あまから手帖社に入社。一貫して雑誌畑を歩む。99年にクリエイターズ・ファクトリーを設立。食分野を中心に取材・執筆のほか、食文化の継承や食の流行を作ったりと多方面で活躍。JR大阪駅構内などの飲食店もプロデュース。駅ナカビジネスの仕掛け人とも呼ばれる。現在は大阪樟蔭女子大で講師も務め、関西食文化研究会座長でもある。

ナチュラルガーデン(和歌山県・湯浅町)一流シェフが和歌山の食材でフレンチ

公開日:  更新日:

 和歌山県湯浅町にかなりレベルの高い仏料理店がある。

「繁華街ならいざ知らず、こんな片田舎に」と書くといささか失礼だろうか。オーナーシェフの前川和宏さんは湯浅の出身で地元に帰って一軒家の店を持ちたくて4年前に独立を果たした。それまではリーガロイヤルホテルで25年間勤め、広島のアンデルセン本店では総料理長として仕事をしていたというからまさにフレンチの王道を歩んできたことになる。

 前川さんは店をつくる時に、リタイアした人や子供をもつお母さんらが通える店にしたいと思った。なのでファミリーで使いやすくと、テーブル席のほかにキッチン奥に畳の部屋を設けている。それが好評で、地元の人が法事や結婚前の両家の顔合わせなどに使うことも多いのだとか。

「和歌山の食材にほれ込んだ」という前川さんらしく、地産地消もコンセプトの一つ。つき出しに出る「トマトの詰め物てんとう虫仕立て」では、地元農家が栽培した「華小町」なるトマトを使用。中に地野菜やスモークサーモンなどを詰めて可愛らしいてんとう虫に見立てている。イモも海南市の奥に位置する別院の農家からもらっている。ここで生産される紫のジャガイモやサツマイモが実にいいとの評価だった。

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