著者のコラム一覧
田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

前代未聞の 1975年に行われた「土俵上」でのタイトル戦

公開日: 更新日:
前代未聞8000人が詰めかけた(提供写真)

 江戸時代には将棋の家元の棋士たちが江戸城に参上し、将軍の御前で対局を披露する「御城将棋」が恒例行事だった。8代将軍徳川吉宗の時世には、その式日が11月17日と定められた。

 日本将棋連盟はそんな故事にちなんで、42年前に11月17日を「将棋の日」と決めた。

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