高須基仁さん<1>プラレールを大ヒットさせた“逆転の発想”

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 掛川市立第一小、同市立東中、県立掛川西高へと進んだ。

「掛川西高の同級生には毎日新聞会長の朝比奈豊がいます。『おまえ、よく東大に入れたものだなぁ』なんて冗談を言ってますが、彼はやはり断トツに頭が良かった。私は学年で3~5番目といったところかな。文武両道の校風から野球部も強くて、私の頃は戸塚能之(→早大)、鈴木憲行(→カネボウ)らで甲子園にも行っています」

 東京に出てきた高須青年は、おもちゃ売り場でアルバイトを始める。

「1966年当時、銀座松屋の5階には大きなおもちゃ売り場があって、そこで大学卒業まで働きました。ある日、オセロで有名なツクダ社長の佃光雄さん(当時50代=2007年死去)に呼ばれ、『面白い会社があるよ』と紹介されたのがトミーでした。当時、すでにプラレールは販売されていましたが、今ほど有名でなく、よくレールから脱線して子供たちには不評だった。この経験からトミーに入社してすぐ、『線路の溝を逆にしたらどうか』と提案してみました。レールが凸だから脱線するが、凹なら車輪が外れにくくなる。脱線しにくくなった結果、当時は丸いレールをグルグル回るだけだったものが、山や踏切も越えられるようになって、延長のレール部品だけでも売れるという相乗効果もありました」

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