プロが解説 辛い物でビールを飲むともっと辛く感じるワケ

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 まだまだ暑い。無性に辛い物が食べたくなる。東京・歌舞伎町で毎年開催される「激辛グルメ祭り」(9月17日まで)では、昨年12万人の来場者を記録し、今年はそれを超える20万人を見込んでいるという。

 激辛料理を食べ過ぎて口の中がヒリヒリ。慌てて冷たいビールを流し込む。ところが、口の中はクールダウンどころか、辛さが倍増! この現象はなぜ起きるのか。

 そもそも、どうして人は、暑い日に辛い物を食べるのか。エスビー食品のスパイス&ハーブマスター・遠藤由美さんに教えてもらおう。

「ひと口に“辛い”と言ってもさまざまな種類のスパイスがあり、感じ方のメカニズムが異なります。夏に食べたくなるのは、カレーのような唐辛子を使った料理。唐辛子に含まれるカプサイシンを体が求めているからです」

 カプサイシンには、交感神経を刺激して発汗を促す作用がある。食べた直後は体温が上昇するが、汗によって皮膚温度が下がる。結果的に涼しさを感じることができるのだ。

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