ハリケーン被災地で空き巣被害…そこから広がった善意の輪
先月、米東部ノースカロライナ州を中心に甚大な被害をもたらしたハリケーン「フローレンス」。その復旧作業に赴いていた兵士の自宅が空き巣被害に! ところが、それが意外な“善意の連鎖”を生んで……。
米誌ピープル(10月4日付電子版)などによると、ノースカロライナ州軍の衛生兵であるルイス・オカンポさん(24)は、洪水の被害が著しかった同州ニューバーンで10日間、復旧作業に当たった。
そして任務が終わり、9月21日、同州シャーロットの自宅に帰って衝撃を受けた。留守の間に、自宅が空き巣被害に遭っていたのだ!
ルイスさんは“事実婚”の相手ケイリー・フィンチさん(20)と一緒に暮らしているが、ケイリーさんは犯行があった夜、まだ赤ん坊の息子と一緒にルイスさんの実家に行っていたので無事だった。しかし、現金はもちろん、銃や、祖母が収集していた世界各地の硬貨、貴金属、ノートパソコン、テレビ、ゲーム機など金目のものは根こそぎ奪われていた。