広島大教授が明かす 歯周病予防の「新・乳酸菌」発見秘話

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 歯周病や虫歯の予防につながる乳酸菌「L8020」が注目を集めている。

 広島大学大学院医歯薬保健学研究科の二川浩樹教授が、その発見に至ったのは、「歯磨きができなくても虫歯にならない菌を探さなくては」という思いからだった。

 きっかけは障害者施設での歯科診療。障害があって歯磨きを十分にできない人は虫歯を治療しても、また虫歯になる。その一方で歯磨きをしなくても虫歯にならない人もいる。

「(十数年前に)当時30歳の障害者の女性を診察していたのですが、口腔内は汚れているのに虫歯菌がいない。虫歯の治療歴もない。ひょっとしたら、虫歯菌を抑制する強い菌が口の中にいるのではないか、と考えたのです」(二川浩樹教授)

 そこで広島大歯学部の学生たちに呼びかけ、虫歯になったことがない人を探し出し、その13人の口の中から乳酸菌42株を採取した。口の中には腸と同じく細菌がすんでいる。これを“オーラルフローラ”といい、理想的な環境にするのに関わっているのが、善玉菌の代表、乳酸菌だからだ。

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