相次ぐ噴火で火山灰蓄積…“災害級”冷夏の到来を専門家が指摘

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 昨年の猛暑から一転、今年は「災害級冷夏」が到来――。日本列島の南西にあるフィリピン海プレートの動きが活発化し、南海トラフ地震が心配されているが、プレートが動くと火山の噴火も引き起こす。17日の鹿児島・口永良部島の爆発的噴火もフィリピン海プレートが地下のマグマを押し出したものだ。噴煙は最大6000メートルで済んだが、世界各国では1万メートルを超えるレベルが頻発。これが厄介なのだ。立命館大教授の高橋学氏(災害リスクマネジメント)が言う。

「大規模噴火で噴煙が1万メートルを超えると成層圏に達するので、地上に落ちず、成層圏に灰が滞留します。灰の蓄積で太陽光が遮られると、地球への日射が減り、冷害をもたらすのです。噴火後の冷害や飢饉は過去に何度も経験しています」

 江戸中期の「天明の大飢饉」は、相次いで噴火した岩木山や浅間山の火山灰がひとつの要因だ。日射量を低下させ、農作物に壊滅的被害をもたらした。

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