今野敏さん<5>警察小説の描写はサラリーマン時代が基に

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 東芝EMIの第2制作部が丸ごと独立し、1984年4月にレコード会社「ファンハウス」が生まれた。その少し前、第2制作部にいた今野さんは、会社を辞める決意をする。

「僕は81年か82年に退社したと記憶しているので、ファンハウスができた時期と合わないんですが、辞めたタイミングは独立の話が持ち上がった頃です。東芝EMIを辞めるのも独立する会社に移るのも同じだろうと思って辞めましたからね。まあ、もともと会社員は3年ぐらいと考えていたので、いいキッカケになりました」

■宣伝の水が合わずパニック障害に

 宣伝の仕事が水に合わなかったことも大きい。

「求められていないところに無理やりゴリゴリと押し込んでいくわけじゃないですか。そういうことはやったことがなかったし、必要ねえって思っていましたからね。辞める前は体調も崩しました。いま思えばパニック障害ということになるんでしょうが、メシは食えないし、10分に1回はトイレに行きたくなる。極度の頻尿です。電車に乗ると不安感も襲ってきて……。こうした症状は会社を辞めてからもしばらく続きました。医者にかかって治りましたけど、今も少し名残はある。宣伝もサラリーマンも、自分には向いてなかったんです」

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