瀬木比呂志さん<1>息苦しさから米国留学をした判事補時代

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 1977年に東大法学部を卒業後、裁判官を務めた。2012年、大学教授に転身し、著書「ニッポンの裁判」(講談社)で城山三郎賞を受賞。「裁判官・学者の哲学と意見」(現代書館)や「教養としての現代漫画」(日本文芸社)など元裁判官作家としても活動する。

 もともと法曹界を希望したわけではなかった。

「法学部に入りたかったわけではなく、親から『文系なら東大法学部に入れ』という要望があったのです。父は、両親が早く亡くなって希望の学校に行けなかったこともあり、息子の私にそれを託したのでしょうね」

 法学部に入ったものの、
民間企業や役所には興味がなかった。

「法学者の道を考えたこともありますが、学者になるには教授たちとのコネクションをつくらなければならない。大学では民事訴訟法や民法系統の研究室に出入りしていなかったし、そうした行動もあまり好きではなかったから、残された道は司法試験でした」

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