植松三十里さん<4>小説家を志しカルチャーセンターで受講

公開日: 更新日:

 帰国後に住居を構えたのは札幌だった。植松さんは33歳になっていた。

「やっぱり仕事がしたかったですね。それで人材募集の三行広告で見つけた建築都市デザイン事務所に応募したら受かったので、働き始めました。古い建物の保存地区を制定する行政の仕事を手伝っていた事務所です。保存地区は、住民が一人でも反対すると制定できません。なので楽しいワークショップを開催して、住民に意見を出してもらうんです。その様子をまとめて『まちづくりニュース』として住民に配布、町づくりへの参加意識を高めて指定に納得してもらう。そんな仕事でした」

 事務所の給料は安かったが、この時に古い建物の歴史にも興味を持った。植松さんはこの頃から、本格的に小説を書こうと思うようになる。

「札幌では、朝日新聞の北海道支社が主催する『らいらっく文学賞』というのがあって、毎年応募していたのですが、なかなか受賞できませんでした」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元手100万円が6年で“億り人” お笑い芸人はなぜ投資家に?

  2. 2

    一気にレギュラー3本消滅 有吉弘行は賞味期限切れなのか?

  3. 3

    豪華主演で注目!10月スタート秋ドラマの見どころを一挙に

  4. 4

    少女のレモネードスタンドにバイク野郎が大挙した感動秘話

  5. 5

    「出欠の返事ない人は椅子と食事持参で」の招待状が大ウケ

  6. 6

    藤原紀香vs天海祐希「サザエさん」主演で明暗くっきり?

  7. 7

    藤原紀香と“共演NG” 天海佑希以外にも挙がった女優の名前

  8. 8

    聴覚障害少女が初の空の旅…乗務員の深い心配りに賞賛の声

  9. 9

    専門家も指摘 千葉・台風被害の迅速復旧を妨げる行政怠慢

  10. 10

    その男性はなぜ見知らぬ少女の誕生日ケーキ代を払ったのか

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る