植松三十里さん<4>小説家を志しカルチャーセンターで受講

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 帰国後に住居を構えたのは札幌だった。植松さんは33歳になっていた。

「やっぱり仕事がしたかったですね。それで人材募集の三行広告で見つけた建築都市デザイン事務所に応募したら受かったので、働き始めました。古い建物の保存地区を制定する行政の仕事を手伝っていた事務所です。保存地区は、住民が一人でも反対すると制定できません。なので楽しいワークショップを開催して、住民に意見を出してもらうんです。その様子をまとめて『まちづくりニュース』として住民に配布、町づくりへの参加意識を高めて指定に納得してもらう。そんな仕事でした」

 事務所の給料は安かったが、この時に古い建物の歴史にも興味を持った。植松さんはこの頃から、本格的に小説を書こうと思うようになる。

「札幌では、朝日新聞の北海道支社が主催する『らいらっく文学賞』というのがあって、毎年応募していたのですが、なかなか受賞できませんでした」

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