ちゃんこ「玉海力」社長・河邉幸夫さんの巻<2>
平成オペラ座(東京・銀座)
東京・東銀座のランドマークといえば、歌舞伎座でしょう。三原橋の交差点から晴海通りを築地方面に歩いて、2つ目の路地を左に折れ、しばらく進むと、ビルの半地下にあるのが、こちらのお店です。
オープンして丸6年。歌舞伎座の近くにあるから、平成オペラ座というネーミングセンスがいいですよね。平日は、地元のビジネスマン、週末は家族連れで、連日にぎわっています。
ネーミングがシャレていても、料理は一切、手抜きなし。この日、お邪魔したときは開店直後とあって、大将は丁寧にアジをさばいていました。さばいた魚を並べたバットに目をやると、カツオでしょうか。キレイなサクになっています。
20センチほどのアジは、脂が乗っていて、ピカピカ輝いています。刺し身の盛り合わせだけでなく、アジフライも評判なんです。皮をはいで、次から次へと半身に仕上げます。
とりあえずは、生ビール(650円)と刺し盛りを。アジとカツオのほか、天然ブリとタコがのって980円。ひとりにはちょうどいいサイズでしょう。「ワサビとショウガで小皿を使い分けてください」という気配りもいい。