新型コロナ禍を発想の転換で乗り切る「小売店との交渉術」
私の周りでは飲食店や眼鏡屋など小売店の閉店が相次いでいます。大学の学食、社員食堂はランチ時間の営業を休止しているところもあります。弁当に直射日光が当たり、泣きそうな顔で販売している店員の姿も見られました。
店を児童館のように開放し、「スタッフはいませんが、9時から16時まで自由にお使いください」と張り紙をしたり、食事の提供をやめて、「当面の間、コーヒー・紅茶だけ」と喫茶店に変更した店もあります。もともと飲食店が不足気味の東京・虎ノ門、神谷町などはランチ需要があるので、自家用車で弁当を売りに行く手もあるでしょう。
買う側もお得になることがあります。困っている時はお互いさま。店側と交渉です。
①レストランでの注文時は、「余っている食材はありますか? 選んで欲しいメニューはありますか?」と聞いてみましょう。店側は気分を良くして、1人分を普段の1・5倍にしてくれることもあるでしょう。「テークアウトも安くなりますか?」と聞けばサービスしてくれるはずです。