コロナ3カ月で抗体減 集団免疫とワクチンは“風前の灯火”か

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 新型コロナの抗体は3カ月しかもたない――。こんな研究結果が明らかになった。スペイン保健省が発表した。

 スペイン保健省は、同国の7万人を対象に3カ月にわたって3回の抗体検査を行った。1回目の抗体検査で陽性、つまり体に抗体ができていた被験者のうち14%は3回目で陰性となった。抗体は3カ月で減少することが判明したのだ。

 中国の重慶医科大学などの研究チームも6月半ば、同様の論文を発表している。それによると、感染後3~4週間経つと80%の人から抗体が確認された。しかし、いったん抗体が検出された人でも、退院から2カ月後には、症状があった人の96・8%、無症状の人の93・3%は、抗体が減少していた。このことから「コロナ抗体は2、3カ月で激減する」と報じられた。

 新型コロナについては、当初から「集団免疫」が期待されてきた。国民の60%が感染して抗体ができれば、ウイルス感染を無力化できるという考え方だ。スウェーデンなどは集団免疫戦略を取り続け、現在、6%までこぎ着けている。

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