コロナ対策の「換気」しつつエアコン電気代を安くする方法
梅雨が明け、エアコンがフル稼働のシーズンになった。熱中症と新型コロナウイルスの両方の対策を考えなければならない今夏は、「エアコンで部屋を冷やし、窓を開けて換気」が必要。気になるのは、電気代だ。世界的空調メーカーの「ダイキン工業」によれば、エアコンの節電方法はいくつかポイントがある。
「まず、窓を開ける時はエアコンから離れた側の窓を開ける」(広報の重政周之さん=以下同)
これは、2枚以上の戸を障子のように横方向に開閉する「引き違い窓」などの場合。たとえばエアコンの右側に引き違い窓があるとすると、引き違い窓の左側ではなく、右側を開ける。熱い空気をエアコンが直接吸い込んで負荷がかかるのを避けるためだ。
「次に、室外機の周りは整理整頓しておく」
室外機の周りに物を置くと、熱をうまく逃がせずに室外機周辺の気温が上がり、室外機が頑張って働かなければならなくなる。室外機を隠す覆いもない方がいい。
「さらに、2週間に1回はエアコンのフィルター掃除を。フィルターは引っ張れば取れます。掃除機でホコリを吸い取れば完了です」