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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

醜聞でも学力は麻布に匹敵「駒場東邦」は受験者に狙い目か

公開日: 更新日:

「そのいじめについて、学校側は弁解の余地はない。しかし、それは30年前後前の話であり、今起こっていることではありません。にもかかわらず、最近もこうしたいじめが横行しているかのようにインターネット上で流れていて、生徒たちはすごく傷ついている。まったくいじめがないと言えばウソになりますが、学校側も徹底した防止策をとっているので、大きな問題に発展することはほとんどなくなっているのです」(学校関係者)

 だが、週刊誌報道やインターネットの影響は小さくない。

「わずかずつですが、駒場東邦の偏差値が下がりだしているのは事実。醜聞が明るみになって、敬遠する受験者も出ているようです」(大手学習塾スタッフ)

 学内はすでに落ち着きを取り戻しているので、偏差値が少しでも下がっているようなら、受験者にとっては狙い目かもしれない。

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