コロナ対策に熱心でないのは患者の多くが有色人種だから?

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 大坂なおみが全米オープンで優勝した。

 登場する時は、黒地に白のネーム入りのマスクを着用した。ネームは日替わりで、これまで白人警官らに虐殺された黒人被害者たちのものだった。彼女のデモンストレーションはテニス界や他のスポーツ界からも支持された。

 とはいえ、米国内の人種差別は、リンカーン大統領による奴隷解放宣言以来、根本的な改善はみじんもない。リンカーンは共和党だったのに、以降の同党リーダーたちは、今日のトランプに至るまで人種差別主義者が多い。

 1960年代、キング牧師が主導した公民権運動では、黒人の公的権利は名目上拡大した。だが、実質は変わらず、キング牧師は暗殺される始末。

 最近では人種問題で社会の「分断」が深まっているという評論が目立つが、この表現は、正確ではない。

 黒人はそもそも、南部の綿花労働者としてアフリカから強制連行されたが、家畜同然の扱いだった。生かそうと殺そうと自由だったのだから、最初から分断は深かった。その後、奴隷制が撤廃されると、有色人口は北部で急発展していた工業地帯に吸収されていった。大都市周辺に低賃金、3K労働者のスラムが、激増した。

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