<36>作曲から学ぶ「ノイズも音楽、失敗があるから面白い」

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 牛次郎はすべての楽器をひとりで演奏して曲を作っていたことがある。先生は、音大の教授だ。ステージでベースを弾いていた時に、アルバイトでピアノを弾きに来ていて知り合った。

「音大の作曲科を卒業した人で、遊びに行った時に『作曲って面白いの?』って聞いていろいろと教わった。それからシンセサイザーや録音機を買っちゃってね。ただ、俺は打ち込みが嫌いでね。人間が演奏すると、ドン・ツタ・ポンが途中でドドン・ツタ・ポンになることもある。でも、ノイズも音楽、失敗があるから面白いんだよ。ストリングスもシンセでやると全然つまらない。ビブラートは各自で違うからいいんだよ。ボウイングの圧力も、人それぞれ。ドイツ棒とかフレンチ棒とかあるんだけど、女の子のスカートみたいな音だとか、土足で泥を踏んづけている音だとか、いろんなのが重なって厚みが出ると、たまんねえ音になるんだよな」

 好奇心が旺盛で、いろんなものに関心を持って深くのめり込むところは、時代劇画の第一人者・平田弘史(83)と似たり寄ったりかもしれない。それでも牛次郎は「圧倒的に漫画家の方が変人が多い」と言う。

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