【黒胡椒とチーズのアーリオオーリオ】シンプルでも本格派
ギョバー茅場町店(東京・茅場町)
「カチョエペペ」はローマでよく食べられているパスタ料理。すりおろしたチーズと黒胡椒で和えたシンプルな一品だ。
「さらにニンニクを加えることで、どんなお酒にも合う、ちょっとジャンクな感じになるんですよ」(金内さん)
ニンニクとバターの香りがたまらない。あふれんばかりのチーズの量ながら、食べても食べても軽い食後感で人気メニューなのも納得。黒胡椒のピリッとした刺激で、酒がどんどん進んでしまう。締めの一品にも最適だろう。
お店ではパルミジャーノとペコリーノロマーノの2種類のチーズを使っているそうだが、家で楽しむ分には、冷蔵庫にあるおなじみの粉チーズだけで十分。常備してある食材でパッとできる手軽さがうれしい。休日のブランチにもオススメだ。
《材料》
・パスタ 120グラム
・ニンニク 1かけ
・黒胡椒(粗びき) 適量
・オリーブオイル 大さじ1
・粉チーズ(パルミジャ ーのパウダー) 25グラム
・塩 適量
・バター 15グラム
《作り方》
(1)ニンニクはみじん切りにしておく。鍋に2リットルのお湯を沸かし、大さじ1強の塩を加えて沸騰させ、パスタを茹でる。茹で時間は表示のマイナス1分で。
(2)パスタを茹でている間に、フライパンにバター、オリーブオイルを入れ、みじん切りにしたニンニク、粗びき黒胡椒を加え、火にかける。香りがたったら、パスタの茹で汁を加え、火を止める。
(3)パスタが茹で上がる直前に②を再び中火にかける。茹で上がったパスタを、湯切りしてフライパンに加える。茹で汁は少々取り置いておく。
(4)粉チーズをかけ火を止める。フライパンを手早くあおって、チーズを絡ませる。チーズがだまになる場合は、取り置いていた茹で汁を加えよく混ぜる。好みでチーズと、黒胡椒をさらにプラスしてもいい。