帯広のばんえい競馬で大負け…スナック街でリベンジを誓う

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 巨大な馬が鉄ソリを引いて争うばんえい競馬。長く岩見沢、旭川、北見、帯広の4場持ち回りだったが、2007年から帯広のみとなった。私は昔、旭川で観戦したことがあり、マグロ解体ショーを行うなどして集客に努めていたのを知っているだけに残念だが、人馬を追うようにして応援できるという、世界でも珍しい競馬が、こうして命脈を保っていることだけでもよしとせねばなるまい。

 この夏、北海道を訪れた折、調べてみると土~月の毎週開催で、かつ、きょうび希少な有観客競馬をナイターでやっている。これは行かねばならじと8月30日朝、札幌を発ち13時すぎ、帯広着。バスを待つ間に名物豚丼をかき込み、腹をこしらえる。ターミナルには懐かしい「愛国 幸福 広尾」と掲げたバスもやってきて、こりゃ幸先がよいわい、と勝手に高揚する。

 競馬場へは200円、約10分で到着。入場料はとらない。ばんえいは2つの障害を配した200メートルで競われるが、無論さっぱりわからぬ。前日の計11レース中、3枠が4回1着にきておりよく滑るらしい。単勝の払い戻しは100円台が8回、千数百円が3回だからまず荒れない、あとは騎手の巧拙を重視しようと決め、第2レースは早速3枠の藤野俊一騎乗、タカラウンリュウの単勝を買う。すると第2障害を一番に抜け直線で大差が開き、なんだ簡単だと頬が緩んだところでフクハナがぐんぐん差を詰め、写真判定の末2着。単勝4460円の波乱となった。第3レース、12年間リーディングこと鈴木恵介騎乗のジェイマリアの単勝を買えば、キタノマリーローズがやってきて1950円。雨が降ったためか見当は外れっぱなしである。第4レース、3枠のヒカルナデシコを買うと、今度こそ鈴木騎手のホクトヒーローが勝って910円。第5レースの7勝馬ホクトヘリオスに至っては最下位に沈み、これなら2階場外発売の水沢で遊ぶ方がよかった、と落ち込む。第6レースのホクショウムゲン180円だけとって、また雨が降らないうちにと重賞はまなす賞は見ずに退散した。

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