神楽坂淳
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神楽坂淳作家

「うちの旦那が甘ちゃんで」(講談社)、「金四郎の妻ですが」(祥伝社)などの著書がある。

江戸時代はリサイクル社会だった 断捨離?とんでもない

公開日: 更新日:

 最近、筆者の地域のゴミ回収の区分けに「古着回収」というものが増えた。

 古紙回収は昔からだが、近年どこもリサイクルに力を入れてきている。しかし、リサイクルということに関してはまだまだ江戸時代には及ばないように思える。

 江戸時代は、最後は燃料になるまで徹底的に使っていた。まず着物である。そもそも庶民は「着物を仕立てる」などということはない。ほぼすべてが古着を購入していた。だからといって貧しいという感覚はない。着物は丁寧に着て丁寧に洗うから長持ちする。

 あえて言うなら流行からはずれているかどうかくらいである。しかし、流行などあまり気にしない人も多かったから、そこに問題は起こらなかった。

 鍋や釜でもそう簡単に捨てることはない。穴があいたら「鋳掛屋」がやってきて穴をふさいでくれるからだ。茶碗が欠ければ「焼きつぎ屋」が修理してくれる。修理できるかぎりは使い続ける社会である。

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