人生100年時代だけに…定年前後から始める「投資の心得」
定年前後の世代では、投資を始めるかどうかについて慎重な人が多いものです。退職金を受け取ったら、まとまった金額を投資につぎ込む人がいる一方で、「今から投資を始めても損をするだけ」「先は長くないから長期投資はムリ」など先入観で「できない」と決めつける方もいます。
どちらも、よろしくありませんね。
この4月から「高年齢者雇用安定法」の改正が施行され、企業に70歳まで雇用する努力義務ができるため、より長く収入を得られる可能性が高まります。それに合わせるように、1年後の2022年には、企業型のDC(確定拠出年金)は70歳まで、iDeCoは65歳まで拠出することが可能となります。
これは、より長く働き、積み立て投資をして、自分で老後資金をつくってくださいということでもあるのです。