空港でパンツ下ろせ!中国が採用「肛門PCR」2つのメリット
中国では入国の際に肛門でPCR検査をする――。このニュースを聞けば誰もが驚くだろう。
中国では1月から「精度が高い」との理由で、肛門に綿棒を5センチ挿入して検体を採取するPCR検査を開始。外国人にも空港で実施している。日本人も対象だ。
空港に肛門検査専門要員が配置され、ある韓国人は自国のメディアに「全員、ズボンとパンツを下ろすよう指示された」と証言している。加藤官房長官は1日、「一部の日本人から、肛門によるPCR検査を受けたとの情報とともに、心理的苦痛が大きいなどの意見が寄せられている」とし、中国側に日本人への免除を申し入れたことを明かした。チョットした外交問題にも発展している。
通常、PCR検査は鼻や喉から綿棒を入れて粘膜のウイルスの有無を判定するが、肛門検査にはどんなメリットがあるのか。ハーバード大学院卒で医学博士・作家の左門新氏(元WHO専門委員)に聞いた。