藤田崇義
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藤田崇義

1974年、京都市出身。中1で“乗り鉄”に開眼し日本中の鉄道を乗り歩く。高2のとき当時の“JR全線完乗”を達成。以後、海外の鉄道へ関心を移す。現在、国内鉄道全線完乗に挑戦中。

ベトナム料理を求めて小田急・江ノ島線「高座渋谷」へ

公開日: 更新日:

 第3回目の緊急事態宣言が6月20日まで再々延長され、不要不急の県跨ぎ移動が憚られる日々が続いている。

 但し、所用を帯びての移動なら差支えないはずなので、5月某日、湘南方面で用事があったのが幸い、新宿から小田急の快速急行と普通を乗り継いで高座渋谷に降り立った。

 目指すはいちょう団地。過日、浅草地下街のベトナム料理屋で「あそこの小学校は日本人より外国系の児童の方が多いんですよ」と聞いて以来、どんなところかと興味があったのである。

 東口を出て、雑木林を細い通学路で抜けて団地には10分少しで到着。とりあえず左に曲がると「バイク進入禁止」の掲示が日本語の他、多分クメール語、ベトナム語、中国語、スペイン語、英語の6カ国語でなされており、心が躍る。

 旧いちょう小学校近くにもそれらしい食堂が並んでいたが、もう少し先のタンハーというプレハブ造りの店に入る。ベトナム食材屋にテーブルと椅子を置いたような店内は、本場の味と雰囲気が目当てらしい日本人客で賑わっていた。

 私は土日限定のフォー、チャーハン、生春巻きからなるセットを注文したが、1000円でこの内容なら申し分ない。

 駅への帰路、方々に立つ給水塔を目印にしながら団地を歩く。この団地にはいちょうショッピングセンターやいちょうマートという商店街もあり、どんな店が入っているのか見比べるのも面白い。

 そういえば「布団を干す光景は日本独特で、外国人に珍しがられる」とは聞くが、はたしてここの様々なルーツを持つ住民は日本式に布団を干すのか、或いは抵抗を感じて乾燥機を使うのか、今回は確かめなかった。

 緊急事態宣言が明けて夏のうちに再訪できれば、その時はベランダにも目を向けて歩いてみよう。

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