世界一歩き方がヘタな日本人「がに股&すり足」を修正するには

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「私の知る限り、日本人の歩き方は世界でももっともヘタなグループに入ると思います」

 そんな刺激的な分析をしてくれたのは、PROGRESS BODY代表の松尾タカシさん。身体機能を活性化しながら姿勢を正し、身のこなしを美しく変える独自メソッドを提案する松尾さんが、日本人の歩き方の特徴として挙げてくれたのが“小股”“前かがみ”“すり足”“がに股”……。

 歩き方がヘタなことくらい、たいしたことはないと思うかもしれない。しかし、それは大きな間違いだ。

「正しく歩けないと、骨格がゆがみ、足やお尻の筋肉が衰えていきます。悪い歩き方のままでは、将来の健康にも大きく関わってくるのです」(松尾さん)

■気候の影響と草履や下駄の習慣

 日本人が今のような歩き方になった理由として、生活環境や人類学的背景の影響が大きいと考えられているという。モンスーン気候である日本は湿地帯が多かったため、泥のなかで移動するにはひざを曲げて前傾し、脚を引きずるように歩くのが適していた。また、着物や帯刀の習慣、草履や下駄の常用などの理由ですり足になったとも……。

「日本人の歩き方は体の使い方が平面的(=2D)なのです。それに対して、世界標準の歩き方とは、“タテ”“ヨコ”“スイング=回旋”という3Dの動きで歩きます」(松尾さん)

 これまでも日本人の歩き方について言及した書籍はいくつもあった。しかし、どれもが正しい動きを指摘するだけで、「なぜ正しく歩けないか」を解説したものはなかった。今回、松尾氏が考案し、書籍化した<3Dウォーク エクササイズ>では、日本人の歩き方が“悪い理由”とその“矯正メソッド”について理論的に解明している。

 世界標準の歩きと比べて日本人ができないのは次の3点。

1 まっすぐに立って歩く/タテの動き
2 重心を左右に入れ替えて歩く/ヨコの動き
3 からだの回旋を使って歩く


「この3つの動きを伴った“3D”で歩けるようになるために、それぞれの正しい動きを体に意識づけする<3つのウォーキング エクササイズ>を実践してほしいと思います。ただ歩くだけなので、部屋の中でもできます。リモートワークの合間などに、気分転換としてやってみてください」

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