ワクチン3回目接種は「副反応」が強い? TBS調査では6割が体感、専門家の見解は

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 オミクロン株の蔓延が懸念され、岸田政権も“前倒し”を決めた新型コロナワクチンの「3回目接種」。すでに医療従事者や高齢者施設入居者への接種がはじまっている。しかし、その一方で不安視されているのが副反応だ。3回目接種の副反応は、1.2回目よりも強いという声もあがっているからだ。

 TBSの調査は衝撃だ。3回目接種を終えた13人中8人が、1.2回目よりも副反応が強かったと回答している。同等が3人、弱かったと答えたのは2人だった。サンプル数が13人と少ないが、6割以上の人が副反応が強かったというから驚きだ。関心が高いのだろう、<ワクチン3回目副反応>がツイッターのトレンドワードに入った。

雨宮塔子は4日間ダウン

 フランスで3回目接種をしたフリーキャスターの雨宮塔子も、インスタグラムに<ワクチン3回目の接種後、想像以上の副反応にベッドの中で唸っていたのですが、4日後ようやく回復(遅っ)!>と、副反応の強さを書いている。

 また、3回目接種をした島根県の松江生協病院の医師や看護師75人の副反応は、「前回2回目接種と比べ、前回と同様が7割、前回よりひどいが2割、前回より症状が軽いが1割」だったという。「前回よりひどい」と回答した人の症状は、高い発熱があった、もしくは熱が長びいたというものだった。山陰中央テレビが詳細に報じている。接種は、すべてファイザー製のワクチンだった。

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